1954-02-02 第19回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第5号
○中野委員 そこでお伺いいたしたいのですが、仏教保全経済会の役員の名前を見ますと、安田さん、佐々木さんの両顧問を初め、証人のあなたが会長になつて、大谷照乘さんが副会長さんになつていらつしやる。ここにちよつと奇異に感じますのは、伊藤斗福君が理事長としてこの仏教保全経済会の中に入つていらつしやる。理事長というのは一体何でしようか。この裏を見ますと、理事諸君が約十名ばかりおります。
○中野委員 そこでお伺いいたしたいのですが、仏教保全経済会の役員の名前を見ますと、安田さん、佐々木さんの両顧問を初め、証人のあなたが会長になつて、大谷照乘さんが副会長さんになつていらつしやる。ここにちよつと奇異に感じますのは、伊藤斗福君が理事長としてこの仏教保全経済会の中に入つていらつしやる。理事長というのは一体何でしようか。この裏を見ますと、理事諸君が約十名ばかりおります。
○大谷証人 会長は私でございまして、副会長は大谷照乘、それから常務理事は疋田桂一郎であつたかと思いますが、これは保全経済会からこちらへまわされておつた人であります。それからさつき申し上げました近藤良讓、この二人が常務理事でございます。 〔「その役員の名前の中に、まだかんじんなのが落ちておらぬか」と呼ぶ者あり〕
仏教保全経済会は、昭和二十六年四月、当時保全の滋賀県長浜支店長であり、現在同会理事、中外日報社専務の疋田桂一郎が大谷瑩潤、大谷照乗氏等と話し合つてできたもので、保全経済会のピンチを救つたものと言われております。保全経済会との契約がいかになつているかは重大な点でありまして、詳細は目下調査中であります。現在までに二億円を集め、保全会からは仏保事務費として約一千万円が支出されております。
○猪俣委員 そうすると大谷瑩潤、大谷照乗、安田力、梅原眞隆、これは東西本願寺の精鋭だと思うのであるが、これがことごとく仏教保全会に関係したということになりますね。
○近藤証人 それはある程度そうでございますけれども、またこの間も西本願寺の宗会の議員さんたちと会つたんですが、その中には、――ちようど休業後であつたので、いろいろ御意見をちようだいしておりましたが、会つたうちの半数の方は、これは大谷照乗連枝という名前があるからだという人もありましたし、またお前を信じたという人もございましたが、あと半数の人は大谷照乗なんという連枝なんか経済のことなんかわからないのだから
○木下委員 パンフレツトに、仏教保全経済会の役員として、会長東本願寺連枝、参議院議員大谷瑩潤、副会長西本願寺連枝大谷照乗というふうに書いてありますが、そういうふうに書くと、信者はこれはやはり本願寺がやつている仕事だと思うのが普通だろう。そういう点については、あなた方は何も考えぬでおやりになりましたか。
○大谷証人 会長大谷瑩潤、副会長大谷照乗、理事長伊蔵斗福、常務理事疋田桂一郎、近藤良譲、理事の名はあまりはつきり覚えておりません。そうして監事というのがございます。
○木下委員 その仏教保全経済会の今の西本願寺の近藤という人から話があつたのですが、仏教保全経済会の会長は東本願寺の大谷瑩潤という人がやつておる、副会長は西本願寺の連枝の大谷照葉という人がやつておる、そういうことは知つておつたのですね。